趣味

11月当時の上司のパワハラと業務量のせいで鬱になった。それから薬を飲んでいる。1月からは部署も変わり、上司も変えてもらって、精神的には楽になった。でも3月になった今も薬を飲んでいて、飲んでいないと気分が重くなったり、何となくしんどいと思ってしまう。早く薬飲むのをやめたい。でもやめるとしんどい。以前と比べて精神的にも体力的にもずっと楽な仕事をしているのに、仕事へのエネルギーは以前の6割程度しか発揮できていない気がする。前は22時過ぎてもサービス残業してたり、土日もパソコンしてたり、物凄い精神状態の中やっていた。よく精神的にも身体的にも体力があったなとも思うし、比べると今の自分が不甲斐なくも感じてしまう。この会社でやっていくには、当時のようなエネルギーがないと、評価されないのではないかという不安が残る。とはいえ、昨年度の評価は未だかつて無い最悪な評価を付けられた。かなり凹んだ。そして評価をつける側の人間を好いてなかったので一層腹立たしい気持ちや怒りが湧いてきた。そもそもこんな状況に追いやったくせに、こんな形で評価までされて本当にいけ好かない。社会に出て、素敵な上司なんてホント一握りしか存在しなくて、学生時代までは守られていたのだなと実感した。

そして、そんな私は最近、日々がつまらない。1月から仕事環境が改善されたはずなのに、物足りなさを感じている。今までは平日が残業のため時間がなかった上、疲弊しておりすり減っていたからか、その反動で土日は充実していたように思う。今は、平日定時近くに上がることも出来て、追われるような仕事もしていないからか、余力が残っており、予定が無い日は何をすればいいか分かっていない。「暇だから映画を観る」をしても、あんまり楽しくない。今までは、「映画を観たいから観る」だったのにな。肩こり腰痛頭痛が酷くて接骨院に通うが、1回五千円も取られて、行っても行っても改善されない。日々生きていくだけでお金がかかる。

分かったことがある。わたしには一人で楽しめる趣味がない。趣味と聞かれたら、旅行・観光・カフェ巡り・歌うことなど。すべて誰かと一緒でないと、誰かに肯定されたり、楽しいを共有できないと楽しめないことが趣味だったから、1人になるとこんなにも脆いのだ。人と会っていない時、自分が空っぽで無価値だと思ってしまう。こんな自分が嫌だ。

趣味をつくろう、と2月はバドミントンを10年振りに再会した。歌うサークルだって探した。ヨガだって行きたい。でも、活動は全て停止。コロナが私の前向きな気持ちを阻んでいる。

きっとこんな閉塞感は私だけではなく周りのみんなも同じ様に感じているはずなんだ。新しいことを始めるエネルギーは以前ほどないけれど、動き出さないと自分が益々嫌いになる。友達と一緒にいなくてもできる趣味を見つけよう。一人の時間を埋められる何かを探そう。その趣味の中で友達ができるなら最高だ。

ただ過ぎていく日々を楽しんで幸せだと感じて、歳を重ねていきたい。